秩父川端温泉「梵の湯」と「秩父ホルモン」

都心から一番近くを走る蒸気機関車「パレオエクスプレス」で人気の、秩父線沿いに流れる荒川の河川敷に、オートキャンプ場、ドッグラン、日帰り温泉施設を備えた「梵の湯ヴィレッジ」がある。

日帰り温泉「梵の湯」は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、ツルツルを超えて、ヌルヌルと表現したくなる入り心地だ。
秩父地区では稀有な、高濃度の重曹を含んだ食塩泉は、慢性皮膚病、きりきず、やけどなどに効果が高く、美肌効果にも優れた療養泉である。

昼間は勤め人、夜はホルモン焼き屋の親爺と、二足のわらじを履いてヴィレッジを築きあげた梅澤勲社長直伝の「秩父ホルモン」を用意してくれるのは、専務の政行さんだ。
カシラ、ハツ、子袋、バラ、味付けホルモンの組み合わせ(要予約)は、酒がすすむ超一級品。

オートキャンプ場にはバンガローもあり、宿泊も出来るから飲んでも安心だ。

bonnoyurestran

梵の湯ヴィレッジ(秩父川端温泉)DATA

温泉・味処 梵の湯ヴィレッジ
住所 〒368-0061埼玉県秩父市小柱326-2
問い合わせ TEL0494-62-0620
地図

■『夕刊フジ』に好評連載の板倉あつし取材の「菜湯紀」を再編集したものです。