掛川つま恋温泉「森林乃湯」と「葛城 北の丸」のエピキュリアン料理

ヤマハリゾートの天然温泉、掛川つま恋温泉「森林乃湯」は、1975年に6万5000人を集めた吉田拓郎&かぐや姫コンサートの開催地、55万坪の広大な敷地を持つ「つま恋リゾート」の一角に建つ温泉だ。

掛川つま恋温泉「森林乃湯」に入浴したらヤマハの迎賓館へ！

森に囲まれた大小の露天風呂、お茶風呂、香り高い檜風呂、高温湯、歩行湯、寝湯、かぶり湯など多彩な風呂と絶景が自慢だ。
泉質はナトリウム-塩化物泉で、慢性消化器病、痔病、切り傷、火傷などに効果が高い。

↑まずは多彩な風呂と絶景が自慢の掛川つま恋温泉「森林乃湯」に入浴を

北陸地方に建つ貴重な古民家が消え行く事実を知ったヤマハグループ中興の祖である川上源一氏の発案で、古民家7件分の材料を買い付け、ヤマハの迎賓館として1978年に完成した高級ホテルが「葛城 北の丸」だ。

静岡県産の季節の野菜と遠州灘近海や駿河湾の新鮮な海産物を使い、豪快かつ繊細に、彩り良く仕立てた料理は「遠州美彩」と名付けられたエピキュリアン(快楽主義者)料理を具現化した逸品揃い。
由比産桜えびをちりばめた炊き込みご飯（TOPの画像）は、美しく芸術作品のようだ。

↑貴重な北陸古民家の材料が生きる

↑葛切り黒糖蜜はもの凄く旨い！

森林乃湯（つま恋温泉）／葛城 北の丸 DATA

■『夕刊フジ』に好評連載の板倉あつし取材の「菜湯紀」を再編集したものです。