宮城県東鳴子温泉は伊達藩統治時代には御殿湯も置かれた由緒ある保養温泉地だ。
朝食の「ありがとうなっとう」に至るまできめ細やかな心配りが!
快浴洗心の宿「旅館大沼」の泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉と、ナトリウム-炭酸水素塩泉の2種類。
源泉掛け流しの貸切露天「母里の湯」(もりのゆ)、薬師千人風呂、天女風呂、石割の湯、陰の湯、陽の湯、床下を温泉が流れるふかし湯、家族風呂と、8つも風呂があり、その内6つは貸切りもできる。
B&B(ベッド・アンド・ブレックファストの略で1泊朝食付の意味)や、湯治(自炊、半自炊)、女性の一人旅にも対応してくれる。
旅館大沼のこだわりは温泉ばかりではない。
ベジタリアン食、湯治客に人気の一汁三菜食、半湯治献立などきめ細かい。
朝食の一番人気で、宿自慢の「ありがとうなっとう」は、大崎産地大豆・くるみ豆を使用しており、大粒で香り高く、口の中でとろける味がたまらない。
↑これが噂の「ありがとうなっとう」
東鳴子温泉 旅館大沼 DATA
温泉・味処 | 東鳴子温泉 旅館大沼 |
住所 | 〒989-6811宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34 |
電話 | TEL:0229-83-3052/FAX:0229-83-3927 |
地図 |
■『夕刊フジ』に好評連載の板倉あつし取材の「菜湯紀」を再編集したものです。実際に宿泊の際には宿にご確認下さい。