長崎県平戸市的山大島温泉「漁火館」と平戸瀬戸市場の平戸和牛ハンバーグ

長崎県平戸市的山大島(あづちおおしま)は平戸からフェリーで45分、中世の遣明船(日明貿易の船)の寄港地であり、江戸時代には鯨漁で栄えた離島だ。

的山大島温泉につかったら、「シーサイドカフェ」で平戸和牛を

神浦地区の町並みは、大きな火災や戦災等を被ることがなく、江戸時代当時の港町の情景が現在までよく伝えられていることが評価され、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。公共の宿「漁火館」の温泉は的山大島温泉、島の高台にあるので絶景が楽しめる。

その泉質はナトリウム‐炭酸水素塩泉で、神経痛や関節通によく効き、湯上りの肌がスベスベになると好評だ。

平戸市大島村神浦伝統的建造物群保存地区
↑平戸市大島村神浦伝統的建造物群保存地区
 

 
平戸での食事なら、平戸瀬戸市場2階の「シーサイドカフェ」の、平戸和牛ハンバーグセットがオススメだ。
平戸豚との合い挽き肉だが、タップリかかったデミグラスソースが旨さを引き立てる。
小鉢、飯、香物、味噌汁付で1100円だから満足度も高い。

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↑平戸瀬戸市場。この2階に「シーサイドカフェ」がある

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↑「シーサイドカフェ」の平戸和牛ハンバーグセット

漁火館(大島温泉)/シーサイドカフェ(平戸瀬戸市場) DATA

温泉 漁火館(大島温泉)
住所 〒859-5803長崎平戸市大島村村西字戸1756
電話 TEL0950-26-6100/FAX0950-55-2866
味処 シーサイドカフェ(平戸瀬戸市場
住所 〒859-4825長崎県平戸市田平町山内免345‐15
電話 TEL0950-21-1977/FAX0950-57-3828
地図

■『夕刊フジ』に好評連載の板倉あつし取材の「菜湯紀」を再編集したものです。