ご縁の国しまね 三瓶小豆原埋没林は石見銀山に次ぐ島根の宝です

縄文時代の森「三瓶小豆原埋没林」は島根の宝

三瓶小豆原埋没林は縄文時代の森が地中に埋もれ、生きていた時のまま根を張り、さらに長い幹を残したまま直立しています。
複数の樹木が根を張った状態で地層に埋もれたものが「埋没林」または「化石林」と呼ばれ、全国で数十カ所が知られています。その大部分は根もと付近が残るのみで、長い幹を残すものは世界的にも珍しい存在です。
施設の外から観ると凄く地味な施設ですが、中身は素晴らしい!
宣伝が全然足りていません!石見銀山に次ぐ島根の宝ですよー。百聞は一見にしかず!繰り返しますが、百聞は一見にしかず。感動しますぜ、必ず。
島根県大田市三瓶町多根ロ58番地20854-86-9500
#島根県たのしー #ご縁の国しまね #天然のテーマパークを巡る旅 @ 縄文の森・三瓶小豆原埋没林

とにかく入口が地味なんです

展示パネルを観ながら階段を降りると

農地改良のために掘り起こした地面か焦げた大木がニョキニョキと出てきて、
掘れども掘れども根元に到達せず・・・

1983年にはめんどくさいから切っちまったのだ

地底に眠る巨木が初めて姿を現したのは、1983年でした。
水田の区画を整備する「圃場整備」の工事中に地中に立った状態の木が出現したのです。
この木は、工事の障害になることからある程度の深さまで掘り下げて切断されました。 それ以前にも、三瓶山麓の土中や三瓶川の河床から巨大なスギの倒木が出現したことが幾度もあったことから、この木も特に話題になることはありませんでした。

事態が動き始めたのは、巨木が出現してから何年も経った後のことでした。
高校の教員で三瓶火山の研究者でもある松井整司氏が付近に調査に訪れた際、小豆原地区の方が上の写真を見せたのです。
写真を目にした松井氏は驚き、その貴重性を直感しました。そして、定年退職後に独自で調査を開始しました。(三瓶小豆原埋没林公園公式HPより)
www.nature-sanbe.jp/azukihara/

三瓶火山の研究者でもある松井整司さんがいなければ田んぼのままだぜ

驚いたことに保存方法は砂糖漬けなのだ

ホルマリン漬けでも、塩漬けでもなく砂糖漬けだからよく見ると砂糖がキラキラと
光ってる・・・蟻とか来ないのか心配だ

とにかくすごいスケールだ

切り株に触れることもできちゃう。あまり知られていない今がチャンスだと思う。
有名になって人々が押し掛けたら「触るの禁止」になるのは必至。

島根県さん、大田市さん これ世界遺産よりすごいかもよ